イタリアレストラン「フルッターレ」





既存のイタリアンレストランの内装改修デザインの計画です。今回は天井をデザインの主な対象とすることにしました。メインの客室の天井は厚み5.5mmのシナ合板計108枚の不規則な三角形を組み合わせて造っています。天井にランダムな凹凸ができることで照明の明るさの濃淡ができ、凹凸が強調されています。大工さんは大変苦労しましたが完成したときはその苦労以上に喜んでいたのが印象的でした。奥座敷の天井は錆びた鉄板と黒竹を使用してデザインしています。改修前とは異質の空間が生れました。
Data
計画敷地:東京都江戸川区
用 途:飲食店舗
階数構造:内装設計
床面積:75㎡